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スキャナー・スキャンの使いこなし術A
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スキャンブックス® および scanbooks® は、株式会社実践の商標登録です。
■どうしてもPDFにしたい時
  「PDFはメリットがない!?」でご説明したとおり、弊社ではjpeg形式での保存を推奨していますが ここでは、どうしてもPDFにしたいという時にPDFにする方法をご説明します。 | ||
  スキャナーでスキャンしたデータをPDFにする方法は以下の2つの方法があります。 | ||
スキャナ |
【方法1】 スキャナー購入時に同梱されているメーカー純正の付属ソフトで、スキャンと同時にPDF保存 【方法2】 別売りの市販ソフトや無料のフリーソフトで、一旦jpegで保存したデータをPDF化 |
スキャナ |
  【方法1】のメーカー純正の付属ソフトでは、ほとんどの機種でスキャンと同時にPDFにしたり、OCRで文字認識(透明テキスト付)させることができます。   また、スキャナーを購入すると、ほとんどの機種でAdobe Acrobat Standard の最新版も付属されているので、そのAcrobat StandardでPDFにすることもできます。   だたし、メーカー純正の付属ソフトであっても、PDFへ変換処理やOCRの文字認識の負荷がかかるため、単に画像として保存する場合に比べて変換処理に余分に時間がかかるため、スキャン速度がかなり遅くなります。 |
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  【方法2】のフリーソフトとしては、XLsoft(エクセルソフト)社の「PrimoPDF」がオススメです。
XLsoft(エクセルソフト)社のWEBサイトから無料でダウンロードできます。   「PrimoPDF」はプリンタドライバとしてインストールされるので、画像ファイルを複数選択し、プリントアウト(印刷)する操作により簡単にPDFファイルを作ることができます。 複数の画像ファイルを選択して一度に「印刷」すると、1つのファイルに結合された状態でPDFファイルが作られます。   詳しい使い方等については、XLsoft(エクセルソフト)社WEBページ等でご確認ください。   このソフトがあれば、jpegなどの画像ファイルだけではなくワードやエクセル・パワーポイントなどのファイルもPDFにすることができます。   ただし多数の画像ファイルをPDFに変換する処理に少し時間がかかります。 画像ファイルをPDFにする際にかかった時間は以下のとおりです。 |
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下記の画像データ(jpegファイル)を「PrimoPDF」でPDF変換し、1ファイルとして結合するのにかかる時間と、作られたPDFファイルのサイズは以下のとおりです。   ・文庫本サイズ   ・200ページ(=200個のjpegファイル)   ・解像度:200dpiでスキャンしたもの   ・200個のファイルの合計データサイズ:44.0MB |
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スキャナ |
■使用したパソコンのスペック OS: Windows XP CPU: intel Centrino Duo 1.66GHz メモリー: 2GB ■高画質【印刷】設定でPDF変換した場合 かかった時間: 1分14秒 作られたPDFのファイルサイズ: 357KB |
スキャナ |
  表示画質はほとんど落ちず、ファイルサイズがかなり圧縮されるので、その点でも「PrimoPDF」は非常に便利です。 |
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